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断熱・省エネと自然素材:性能と心地よさを両立する家の作り方

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種別
セミナー
開催日
2026年6月21日
時間
10:00〜12:00
会場
オンライン

「断熱性能の高い家にしたいが、自然素材の家でも省エネは実現できるのか」——このような疑問を持つ方もいらっしゃいます。答えは「はい、十分に両立できます」。むしろ、断熱素材そのものに自然素材を用いたり、断熱・気密と自然素材の調湿性を組み合わせたりすることで、快適性と省エネ性能の両立が実現できます。このセミナーでは、断熱・気密の基礎と、自然素材の家における省エネ性能の考え方を解説します。


断熱とは何か:熱の移動をコントロールする

断熱とは、建物の外皮(壁・床・屋根・天井・窓)に断熱材を設けることで、外気の温度変化が室内に伝わりにくくする技術です。断熱性能が高い家では、夏は外の暑さが室内に入りにくく、冬は室内の暖かさが逃げにくくなり、冷暖房の効率が向上して光熱費が削減されます。

断熱の方法には充填断熱(壁の内部に断熱材を詰める)と外張り断熱(壁の外側に断熱材を張る)があります。近年は両者を組み合わせた「付加断熱」によってより高い断熱性能を実現する工法も普及しています。

断熱性能の指標となるUA値(外皮平均熱貫流率)は数値が小さいほど断熱性能が高く、国の省エネ基準や「HEAT20」などのガイドラインが参考指標として活用されています。


自然素材系断熱材の特性

断熱材にも自然素材系のものが存在します。代表的なのが以下の素材です。

セルロースファイバー:新聞紙などの再生紙を細かく砕いて綿状にした断熱材です。吹き込み施工で隙間なく充填できるため、高い気密性を実現しやすく、調湿性・防火性・防虫性にも優れています。自然素材の家との相性が非常に良く、近年採用が増えています。

羊毛断熱材(ウールブレス):羊の毛(ウール)を加工した断熱材です。優れた調湿性を持ち、湿気を吸ったり放出したりする機能で壁内結露を防ぐ効果があります。化学物質の放散がほとんどなく、健康への影響が少ない素材です。

木質繊維断熱材(ウッドファイバー):木材を繊維状にした断熱材です。調湿性・蓄熱性に優れ、夏の暑さを和らげる「熱容量」が高いという特性があります。

これらの自然素材系断熱材は、一般的なグラスウールやウレタンフォームと比べて高価な場合が多いですが、調湿性・健康性・環境負荷の低さという付加価値があります。


気密性能と換気:自然素材の家での考え方

気密性能(C値)は、建物の隙間量を表す指標です。「自然素材の家は呼吸するから換気が不要」というのは誤解で、気密を高めながら計画的な換気システムを設けることが現代の高性能住宅の基本です。

気密性能が高いほど、計画通りの換気ルートで新鮮な空気を取り入れ、汚れた空気を排出できます。これにより室内空気質の維持と省エネ(熱交換型換気システムの場合)を両立できます。自然素材(漆喰・珪藻土・無垢材)の調湿性と、計画換気を組み合わせることで、住む人に最も心地よい室内環境が実現します。


窓の断熱性能:熱損失の最大ポイント

建物の熱損失の中で、最も大きな割合を占めるのがです。単板ガラスの窓は断熱性能が低く、冬に結露が発生しやすい原因になります。ペアガラス(複層ガラス)トリプルガラス、そして樹脂サッシ(アルミより断熱性が大幅に高い)への交換は、断熱改修の中で最も効果的な対策のひとつです。


このセミナーで学べること

このセミナーでは、断熱・省エネと自然素材の家の両立について、具体的な考え方と方法をお伝えします。

・断熱の仕組みと主な工法(充填・外張り・付加断熱)
・自然素材系断熱材(セルロースファイバー・羊毛・木質繊維)の特性
・気密性能と計画換気の重要性
・窓の断熱性能(ペア・トリプルガラス・樹脂サッシ)
・自然素材の調湿性と断熱性の組み合わせで生まれる快適な室内環境

性能と心地よさを両立した住まいを実現するために、ぜひこのセミナーで断熱・省エネの基礎を学んでください。

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